【更年期対策】読んで良かった本3選|「年齢改革」「大丈夫だよ」「まいにちの栄養学」

更年期、閉経、老い…。42歳の私がいま1番気になっている話題について、読むだけでちょっと心が軽くなった本をご紹介させてください♡

目次

年齢革命 閉経からが人生だ!齋藤薫(著)

「閉経後の自分ってどうなるんだろう」という漠然とした不安があります。

閉経って、生理が終わり、女性ホルモンの恩恵を受けられなくなることを意味していているじゃないですか。

老いていくことは当たり前だけど、老いていくことに対してポジティブなイメージより、正直ネガティブなイメージのほうが大きいんですよね。

そんな私に新しい視点を与えてくれたのが、齋藤薫さんの『年齢革命 閉経からが人生だ!』。

この本を読むと、閉経後の人生がちょっと楽しみになります。

閉経からが人生だ!

まず、齋藤薫さんの経験をもとにした閉経への考え方がポジティブで好きです。

ご自身が閉経を隠してしまった日のことから、閉経後がなぜ人生最高のモテ期と考えたかということまで。あっけらかんとしていて、閉経って悪いことばかりじゃない、むしろいいこともたくさんあるんだよってメッセージが、閉経への不安をフッと軽くしてくれます。

日本人の平均的な閉経の年齢が50歳と言われていますが、私の50歳はちょうど次男が大学に入学する頃でもあり、子育てがひと段落している頃。

閉経のタイミングがちょうど、この本で言う「自分が自分のために生きられる人生の始まり」と一致しているんです。

子どもが生まれてから約14年、人生の中心は子どもになってきた私にとって、子育ての終わりは孤独の始まり…と考えていましたが、自分だけのために生きる人生が始まるって思うと前向きになれるし、自分でデザインできる人生を楽しみに思えました。

齋藤薫さんの文章が好きな方にも、はじめての方にもおすすめ

そして齋藤薫さんならではの軽快な文章も最高。

生理を「家を出て行った厄介な男」と表現しているのには笑いました♡

齋藤薫さんと言えば、日本初の美容ジャーナリストで、化粧品はもちろん、女性たちの美意識や価値観についても多数のコラムを書いている、美容業界のすごい人ですよ。

そんな齋藤薫さんからのメッセージが熱くて。私も自分で年齢革命を起こして、いくつになってもやりたいことをやって、新しいことに挑戦して、オシャレも楽しんで、自分を鼓舞し続けてイキイキと生きていきたいと思いました!!

あとね、美容ジャーナリストならではのポストメノポーズ世代の美容法もめっちゃ参考になりますよ。

読後すぐにニッピコラーゲンをぽちりましたよね。

本の後半には藤原美智子さんとの対談も載っているのですが、これも感動モノ。

大学時代から藤原美智子さんのメイクに憧れて、雑誌で紹介していたコスメを買っていた私にとって、お二人が作った美容雑誌の歴史や裏側を知ることが出来て大満足です。

とにかく、女性の方、閉経後の人生が不安な方は一読の価値アリ。更年期でつらい時も、きっと前向きになれるはずです。

大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111 産婦人科医 高尾美穂(著)

産婦人科医・高尾美穂さんの『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』は、女性ホルモンを知ることで、自分の体と人生の悩みを解決できる本。

女性は生理、妊娠・出産、更年期、閉経と、良くも悪くも女性ホルモンに振り回されて生きているわけですが、そんな人生のさまざまな場面で悩みに直面した時に、知っておいた方がいいことを知れることがこの本の魅力だと思います。

例えば更年期なら、女性ホルモンが引き起こす心や体の変化から治療についてまで、詳しく書かれています。症状が出たらこうしようという対策が立てられるので、更年期がはじまっても必要以上に恐れることなく迎えられるのではないかと思います。

困ってから対応するより、あらかじめ起こることを知っておいたほうがずっと対策がとりやすいですしね!

また、この本を読んで女性である自分の一生を把握することで、生活習慣を見直すきっかけにもなりました。

じつはこの本を読んで運動の重要性を知り、テニスをはじめました!

正直、生理痛に関する治療法や産後のホルモン変化と起きる症状についても書かれていたので、もっと早くに出会っていたら…と思いました。

高尾美穂先生の言葉が心にしみる

また、体の変化だけではなく、仕事やパートナーのこと、子どものこと、心の不安…悩みっていっぱいあるじゃないですか。それについても、産婦人科医である高尾美穂先生の言葉が的確で温かくて…。

こんな選択肢もあるから大丈夫だよ~って言ってもらえるのが安心できるんですよね。

「うじうじ悩むよりやるべきことをやろう」と前向きになれます。

こちらも一読の価値アリ。女性ホルモンについて正しい情報を得たい方や、女性として一生を前向きに生きたい方におすすめしたい一冊です。

まいにちの栄養学 あこ(著)

今の不調や更年期や閉経後の不調の予防を食事でカバーしていきたいと考えている方には、『まいにちの栄養学』がおすすめ。

以前レビューした時にも書きましたが、自分が思い描いていた「健康的な食事」や産後から続く「栄養不足」が体の不調を引き起こしていたことを知り、ショックを受けました。

でもね、本の通りに実践するだけで体調が良い日が増えているのを実感できるので、栄養学に基づいたバランスの良い食事は本当に大切だと感じています。

世の中にはいろんな健康情報が溢れていますが、まずは体に必要な栄養素を知り、過不足なく摂ることが健康への第一歩。

原因不明の不調を抱えている方はもちろん、いろんな健康法やダイエット法に疲れちゃった方にもおすすめしたいです。

プレ更年期の今こそ読むべき本♡

というわけで今回は、42歳の私が1番気になっている話題、「更年期」「閉経」「老い」について、読んで良かった本をご紹介しました~。

更年期にどんな症状が出るかは人によって異なるそうですが、なんとなく辛くなりそうな気がしている私。

(つわりとか注射の副反応とか、個人差があるものはたいてい重くなりがちだから。)

正直怖いし、なるようにしかならないとは思いますが、どの本も読むだけで前向きな気持ちになれるので、とてもおすすめ。同世代の方の参考になれば幸いです♡

がんばろう!!

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